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火災・放火対策

火災放火対策

火災の第一原因は「放火」です。

全国の出火原因のトップは、放火です。平成24年度に起きた放火事件は1033件であり、年々減少傾向にあるものの、ひとたび火災が起こると大事な財産はもちろん、生命を失う恐れがあります。
企業にとっては事務所や工場が火災に遭い、書類や商品、設備などが損傷すると、その後の営業や運営、納品等が滞る事態となるため、万全の対策が不可欠です。
又、寺や神社では大切な木造の建物や仏像など宝物が焼失するなど取り返しがつなかい被害となります。
マンションや一般住宅、老人ホームなどでも放火による火災が発生しており、自転車が燃えたり、高齢者が亡くなるという痛ましい事故が後を絶ちません。

放火を防ぐためには、
放火対策として次の2点が重要です。

① 放火をさせない環境を作る
② 犯罪者を近づけない。
③ 放火した瞬間を早期発見し、適切な対応を行う

放火をさせない環境づくり

放火されない環境としては
●燃えやすい物(段ボール箱、古新聞、古雑誌等を敷地内に置かない。
●雑草を抜き、植木を剪定し見通しを良くする。
●夜間防犯灯などで明るくする。
●ゴミを前日から出したりしない。
●誰でもが敷地の中に侵入できる状態をなくす。

犯罪者を近づけない

放火を防ぐためには、犯罪者を建物等に近づけないことが重要です。
フェンスや塀を乗り越えて侵入しようとする犯罪者を赤外線センサーなどで検知し、音声メッセージの警告を出したり、音や光で威嚇撃退する外周警備システムを設置します。

放火した瞬間を早期発見し適切な対応を行う

火災感知器は炎が屋根などに回り65℃など一定温度以上になってはじめて作動します。
しかし木造住宅の場合には特にそれでは既に燃え上っていることが多いというのが実態です。

炎センサーは放火犯が放火しようとした瞬間、ライターの紫外線を検知し音声メッセージで警告したり通報を行います。